私の原点は、自分自身が感じた「生きづらさ」から始まりました。
自分は同じ人間なのに、環境によって居心地良くも、悪くもなる。環境によってモチベーションが上がったり、下がったりする。環境によってできることが増えたり、減ったりする。そんな違和感からたどり着いたのは、まずは存在を受け入れてもらえることの大切さでした。
自分が居たいと思う居場所ができてから、やありたいことが出てきます。できることが増えていきます。これは、ハンディキャップを持った方でも変わりありません。
人が良いと思うことも、いやだと思うことも、全て共通しているのです。介護を通してはたらくことを打ち出していますが、もっと根本から取り組んでいくことをお伝えしたいです。まずは居場所、仲間作りから。そこから私たちができることが増えて「一緒にできることを提供し合える」ようになるのです。そんな居場所を、社会を巻き込んで作っていきたいです。
株式会社ソーサシャルEC 代表取締役社長 佐藤亜美